中性化試験

  鉄筋コンクリート構造物において鉄筋周辺のコンクリートが中性化すると、鉄筋表面の不動態被膜が破壊され
るため、水や酸素の浸透により鉄筋がさび、構造物の耐久性が損なわれる原因となります。


  中性化試験は、コンクリートの健全性を確認する調査の一つであり、耐震調査や劣化度の調査に用いられて
います。
  なお、当試験センターでは、コア供試体法又はドリル法を用いて中性化深さを測定します。

● コア供試体法(JIS A 1152 コンクリートの中性化深さの測定方法)
  コンクリート構造物から採取したコア供試体の側面又は割裂面に、フェノールフタレインの1%エタノール溶液を
噴霧すると、中性化していない健全な部分は赤紫色に着色し、中性化した部分は着色しないことで判定する方法
で、コンクリート表面から赤紫色に着色した部分までの距離を中性化深さとします。














     コア供試体の側面での中性化深さ測定           コア供試体の割裂面での中性化深さ測定


● ドリル法(NDIS 3419 ドリル削孔粉を用いたコンクリート構造物の中性化深さ試験方法)
 コンクリート構造物の表面をドリルで削孔し、落下するコンクリート粉末を、フェノールフタレインの1%エタノール
溶液
を染み込ませたろ紙に受け、赤紫色に変色したところで削孔を止め、その深さを中性化深さとします。

 コア抜き、はつり法に比べ、構造物の損傷を限りなく抑えて中性化深さ測定が実施できます。














       ドリル法による中性化深さ測定                    ドリル法の概要
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